元ラブホテル従業員が語るラブホテルの面白い裏側!

元ラブホテル従業員が語るラブホテルの面白い裏側!

少しの時間だけカップルが愛を育むために利用できたり、家族と同居しているので自宅にデリヘルが呼べない人なども気軽に利用できるラブホテルは、男女が性欲を発散する場所として非常に重宝されてきました。特に最近では、ただ性行為をするだけでなくカラオケや映画などレジャー的な要素を含んだホテルなどもあり、老若男女問わず幅広い層の人が利用されています。

そんなラブホテルに6年ほど勤めていた中で経験した面白かったエピソードや嫌だったことなど、ざっくばらんに色々とご紹介してみたいと思います。

■面白いお客さん編

・ドア全開で行為を楽しむお客さん

そのホテルにもよりますが入室状況をドアの開閉で管理しているホテルは多いです。そしてその入退室の状況を見て、どの部屋が埋まっていて、退出されたら清掃にあたってというかたちでスタッフは管理、運営を行っています。ですが、時々ドアに靴が挟まっていてしまっていないことなどもあり、そのままにしておくと「入室」と表示が切り替わらないために従業員はこっそりドアまで行って、締めて戻ったりしています。

何かが引っかかっている程度ならすぐに閉めれるので問題はないのですが、わざとドアを開けているお客さんが時々いらっしゃって非常に困りました。おそらく見せたいんだと思いますが、ドアを開けたまま入り口付近で行為を始めて、従業員が締めにいくと笑顔で挨拶してくれるんです。丁寧に「他のお客様の~」と言って閉めさせてもらうんですが、一度あるお客さんに、恥ずかしがっている相手の女性を見てってくれと頼まれたこともありました。

・持ち帰りまくるお客さん

ホテルには歯ブラシやクシなどアメニティを色々用意しているので、ラブホテルだけでなくビジネスホテルなどでも便利なので持って帰る人も多いと思います。

ですが、ラブホテルですとそれ以外にもお客さんが楽しめるような大人のグッズを色々貸し出したりしていて、それらを持って帰ろうとするお客さんは結構いました。特に多かったのがコスプレの衣装です。衣装をレンタルしているホテルは多いと思いますが、結構な確率でそのまま持って帰ろうとするお客さんが多かったです。びっくりしたのは、お客さんが退出された様子を通路のカメラで確認していたら、なんとナースの衣装のまま帰ろうとしていたので止めたこともありました。

その他湯沸かしポットや部屋の中で着るためのガウンなども時々なくなっていました。

・面白い忘れ物

持って帰りまくる人もいれば忘れ物をたくさん置いて帰ってしまわれるお客さんもいます。たいていは車のキーや携帯電話などの小物なんですが、時々買い物帰りに寄られて、買った品物を忘れていかれる人もいらっしゃいます。基本的にお客さんが退出したらすぐに忘れ物をチェックして清掃に取り掛かるのですが、その際にもし忘れ物があって特にそれが食べ物などの場合はしっかり冷蔵庫などで保管するようになっていました。

それくらいのものならば忘れてしまうこともありますし特別気にはしないんですが、ラブホテルならではなのか変わった忘れ物も時々あります。一番驚いたのは服です。パンツの忘れ物もあったりもします。ジーンズが忘れられていたりしたこともあって、いったいどういう格好で帰ったんだろうと思う時もあるくらいでした。

・人気デリヘル嬢

ラブホテルを利用するのはカップルだけではありません。一人で来られてデリヘルを呼んで楽しむ人も多くいます。

ホテル側からしてみるとホテルを利用してもらえるのは嬉しいですし、特に清掃スタッフからするとデリヘルの女の子の場合は掃除の事まで考えて最小限しか使わないでいてくれる人も多いので嬉しいです。

基本的にホテルとデリヘル業者が提携していて利用することが多く、人気のデリヘル嬢などだと頻繁にホテルに呼ばれることになるんですが、その中には、さっき帰ったと思ったらまたすぐに来ていたりすることもありました。人気デリヘル嬢は本当に忙しそうです。

・お盛んすぎて尊敬

ホテルにもよりますが、基本的にラブホテルの料金体型は一泊いくらという泊まりと何時間でいくらという休憩があります。ですが連泊だといろいろな理由から、ホテル側もあまり嬉しくなかったりもするので料金を高めに設定してあったりもします。私のいたホテルでも1泊以上は延長料金が発生するようになっていて、部屋ごとに入室からどのくらい時間が経っているかがわかるようになっていました。

ある日の夜遅く一人でお部屋に入られたお客さんがいました。一人で利用する方はたいていデリヘルを呼ばれるんですが、その人は私の勤務時間内におそらくチェンジではなく3人のデリヘル嬢を順番に呼んで楽しんでおられました。

それだけなら時々あるVIPなお客さんといったイメージだったのですが、仕事を終えて帰って翌日出勤してみると、そのお客さんがまだいらっしゃって、またデリヘルの女の子を何人か呼んでいらっしゃいました。さすがにすごいなと従業員仲間で関心してしまいました。

・年配のお客さん

面白いエピソードではないですが、毎年必ず決まった時期に利用してくれるお客さんもいらっしゃいます。特に熟年のご夫婦でいつも決まった時期に予約をいれて利用してくれる方がいてホッコリしていました。

また別の年配の男性のお客さんで、独身か不倫なのかわかりませんがいつも違う女性を連れて利用されているプレイボーイな方もいたりして、従業員同士で「うちらもがんばらないといけないなぁ」などと話していたりもしました。年配のお客さんはどの方も結構部屋は綺麗に使ってくれるので従業員的にはとても嬉しかったです。

・退出後のメッセージ

おそらく海外の高級ホテルなどだと「いい時間を過ごせました、ありがとう」などというメッセージとチップが置かれていたりなんてこともあるんだと思いますが、私の働いていたホテルではそうではありませんでした。

退出後については後で詳しく書きますが、綺麗だったり汚れていたりと様々なんですが、非常にたまにですが、「スキ」と布団で文字を作って退出されていることもありました。

・意外な利用の仕方をする方

ラブホテルというとカップルなどが気軽に休んだり宿泊できる場所というイメージがありますが、その特徴的な設備から女子会やパーティーにも人気だったりします。

防音はばっちりなのでどれだけ騒いでも怒られることはなく、遊ぶグッズもカラオケだけでなく大画面で映画が見れたり、ゲームを貸し出してくれるホテルもあったりします。最近ではフードやドリンクメニューを豊富にそろえているホテルが増えたこともあり、遊んで食べて、疲れたらいつでもベッドで横になれてお風呂までついていて、更に一泊の料金ではなく休憩として時間で料金を支払えばよいという面からも意外と需要があります。

■面白い従業員さん編

ラブホテルの従業員には非常にいろいろな経歴の人がいます。

若くに離婚して子供を一人で育てるシングルマザーや、本業で某アパレルショップの店員をしていて夜だけ働きにくるダブルワーカーさん、ラブホテル歴20年のベテランなおじいさんなど非常にバラエティにとんだ従業員がいます。前やっていた仕事が聞いたことがないようなものなどということも多く、一緒に清掃に当たっている時には色々な話が聞けました。

またホテルの方針にもよりますが、多くのラブホテルではお客さんが気兼ねなくくつろげるように基本的にスタッフはお客さんに会わないように心がけています。ですので、実はお客さんが通る時に壁の裏に隠れているなんていうことも結構多いです。部屋の清掃時はドアを閉めてしまえば鉢合わせすることはないのでいいのですが、館内清掃などをしている時は特に気をつける必要がありました。

鉢合わせしそうな場合はフロント係が通路の監視カメラをみて指示を出してくれることもあり、「GO」の合図と共に部屋を移動したりしていて、時々ただの清掃員がスパイのように動いていたりもします。

■その他ラブホの裏事情

・スロットマシンが置いてある理由

ラブホテルを利用したことがある方ならわかると思いますが、たいていどの部屋にいってもスロットマシンが置いてあったと思います。暇つぶしには最適だしゲーム感覚で遊べてホテルの売上のために置かれているだろうなと思われるかと思いますが、これは全く違う理由から置かれているのです。

実はラブホテルにスロットマシンが置かれているのは保健所対策からです。

現在ラブホテルを営業するためには警察管轄の風俗業としての許可と保健所管轄の旅館業としての2つの許可を得ないと営業ができなくなっています。このうち警察側の許可はすぐに取れるのですが、保健所の旅館業としての許可を取るためには、フロントでの精算が必須になってくるのです。ビジネスホテルやシティホテルではチェックインやチェックアウトする際はフロントで精算して帰られるかと思いますが、ラブホテルの場合部屋で精算してそのまま帰るというスタイルになっていて、保健所的にそれがNGになっていて認可が下りないのです。

そこで登場するのがスロットマシンです。

スロットマシンを遊ぶために両替をする必要があって、ラブホテルの部屋についている精算機はあくまでスロットマシンで遊ぶための両替機だということで保健所の許可が取れているということです。ですので、一見スロットマシンが置いてなさそうな部屋でも棚の扉を開けるとスロットマシンが置かれていたりする場合もあります。

■気軽に楽しく利用できます

いかがでしたでしょうか。普段はお客さん同士ですらほとんど顔をあわせることなく利用できるような作りになっている場所が多いため、静かなイメージのラブホテルですが、実はいろんな人がいて、それぞれいろんな楽しみ方をしています。行くのはちょっと恥ずかしいなとお思いの方も、今はリゾート感覚を味わえるようなレジャーホテルと呼ばれる種類のものもあります。誰もが気兼ねなく楽しめるようになっていますので、恋人やご夫婦などカップルはもちろん、単身でも仲間内のパーティー会場としても工夫次第で様々な用途で利用できる場所です。