美術館・博物館で効率的に鑑賞する方法教えます

美術館・博物館で効率的に鑑賞する方法教えます

社会人は基本的に土日休みの方が多いかと思います。そんな時、思うこと。混んでて見えないし、イライラする!と思った人は多いんじゃないでしょうか。

頻繁に美術館や博物館に足を運んでいる人は知っていても、たまにしか行かない人や、初めて行く人は知らないと正直損をしています!断言します。損をしています。

というのも、私は美術館や博物館で仕事をしているからです。ちなみに現在進行形です。これまでたくさんのお客さんを見てきましたし、接客してきました。

もちろん従業員だからこそ知っていることもあります。そこで、美術館や博物館に行く際、気を付けるポイントをいくつか伝授したいと思います。

まず一番最初に気になるポイント1は、

【混む時間は何時なのか。】

これは正直、展示内容によります。子供向けであれば、午前中に人が集中します。逆に言えば、午後の方がお客さんの入りは減っていきます。大人向けであれば、午前中にご年配の方が集中し、午後は若い層の人たちが集中してきます。

これじゃ常に混雑してるじゃないか!と思ったと思います。そうです。おすすめは何にもない平日なのです!でも、働いている人はなかなか平日に行けませんよね。

では、まず土日のどちらかしか行けない人は、土曜と日曜どちらがおすすめかを教えます。断言します。土曜日です。日曜日は正直ずーっと混んでます。来ることをおすすめしません。

それでも、日曜しか行けないという人におすすめの時間帯は、閉館時間の一時間前です。来場する人が一番多い時間帯は、11時と14時です。ここは絶対に外してください。ただ混んでいて、イライラして帰るだけです。

経験した方も多いんではないでしょうか。まず考えてみてください。休日に朝早くに動こうと思います?休日の朝ってゆっくりじゃないですか?

「11時くらいに着けばいいよね。」「午後か、じゃ14時に待ち合わせにする?」ってことよくありませんか?そう皆さん考えることは同じなのです。同じことを考えて行動したら、そりゃ混みますよ。

では、土曜に行く場合のおすすめの時間帯は、朝一番もしくは18時半以降です。博物館や美術館は場所によりますが、閉館時間はだいたい17時もしくは18時です。

最近では土曜の閉館時間は延長され20時までやっている場所もあります。20時までやっていない場合は、閉館時間の一時間半前をおすすめします。

そうです。皆さんもうお分かりかと思いますが、土日の穴場の時間帯は閉館時間を目安にすることです。土日に行くという時点で、もう多少なりとも混雑は覚悟していかなくてはなりません。

それでもちょっとでも混雑を避けたいという人は閉館時間を目安に来場されることをおすすめします。

ここまで、土日に行く場合の話をしてきましたが、実は金曜日も20時まで開館しているところがほとんどなのです。金曜日なら、仕事終わりに行くことも可能なのではないでしょうか。正直、土日に行くよりも混みません。

また、18時以降に二人に来場されると入場割引がある美術館や博物館がありますので、事前にHPでチェックしてから行きましょう。

では、都心にある22時まで平日も休日も開館している美術館の場合の、おすすめ時間帯は何時なのかといいますと、これまで説明したことにはあまり当てはまりません。

まず、平日ですが、22時まで開館しているため、仕事終わりにも行けます。18時19時前後は外しましょう。

むしろこの場合は、逆に土日の夜に行くのが穴場です。20時以降に来場されるのがいいでしょう。22時までなので、2時間は鑑賞する時間があります。

おさらいですが、

  • 土曜のおすすめの時間帯は朝一番もしくは閉館時間の一時間半前(20時まで開館の場合は18時半以降)
  • 日曜のおすすめの時間帯は閉館時間の一時間前
  • 金曜は20時まで開館している場所が多い
  • 22時まで開館している場合はあえての土日、20時以降

※開館から終日行列で混みあっている展示には当てはまりませんのでお気を付けください。

ここで、従業員だから知っている豆知識その1

平日でも急に混雑し始めた経験ありませんか?せっかく平日に来たのに、なんで?なんて経験をされた方もいるのではないでしょうか。

平日に混んでしまう理由はだいたい教育関係です。まず、学生(小中学生)の社会科見学として来場された時、急に混みます。

一気に一学年入ってきますので、今まで快適に見ていたのに、そうじゃなくなることもあります。社会科見学で来られる時間帯は午前中が多いです。曜日で言いますと、火曜もしくは木曜が多いと思います(個人的見解です)

学生なので、一気に入ってきて、一気に混みあい、嵐のように去っていくケースが多いので、温かい目で見ていただけると助かります。学生の集団が来たときは、一旦鑑賞することをストップして、一息つきましょう。

気になるポイント2は、

【混んでいるときの鑑賞方法。】

まず最初に言っておきます。従業員が案内している内容をよく聞いてください。聞いている人はまず、わりかしスムーズに鑑賞できます。というのも、従業員は会場の中を把握しているからです。

今、どこが混んでいて、どこが空いているのか、知っています。お客さんより当たり前ですが、知っています。従業員が案内している通りに鑑賞していくと、混雑から多少打破できます。

聞いてないんですよね。正直。こちらの案内を聞いて動いているお客さんは一割程度なんではないでしょうか。というくらい、ほんと損してますよ。

会場に入るまでは、並んで入ってくるとは思いますが、会場に入ったら、並んで展示物を見る必要性はありません。

「並んでご鑑賞ください。」という案内がなければ、並ぶ必要はないのです。そう、どこから見てもいいのです。

わざわざ律儀に並んで鑑賞するなんて、私たちからしたら時間がもったいないですし、イライラしませんか?

鑑賞するスピードはお客さんによって違います。さらーっと見ていく人もいれば、じっくり見ていく人もいます。

自分の前の人がじっくり見る人で、その前の人がさらーっと見ていくタイプの人だったら、このあとどうなるかおわかりになりますか?

そうです。展示と展示の間にスペースが空きます。そこ、人いないんです。空いてます。チャンスです!

律儀に並んで見ている人を否定するわけではありません。私はいかに、混雑時にできるだけ効率的にスムーズに鑑賞できる方法を教えたいのです。

混んでいるときはまず、従業員の案内を聞きましょう。「列でのご案内はしていません」という案内をしていたら、その列から外れましょう。展示物の見る順番は正直関係なかったりします。

多少なりとも章分けしていますが、章分けしているので、その範囲で空いている展示から見ることをおすすめします。

周りをよく見まわすと、どんなに混んでいる展示でも空いている展示物はあります。空く瞬間が必ずあります。

「今こちらの展示物空いてますよ」という案内をすることもあります。そういうときは、本当にチャンスです。行くべきです。

ものすごい列のできている展示物があるときがあります。そういう時は、その時並ばないほうが絶対にいいです。今、そのとき、混んでいるだけにすぎません。

並んでいるから並ぶ。というお客さんがほとんどです。そこは一旦置いといて、別の展示物を見ましょう。少し時間をおいて戻ってくると、さっきの混雑具合はなんだったんだって思うでしょう。

会場内は、従業員の案内や看板がない限り、先に進んでしまっても、戻ってまた見ることができます。わからないことがあるときは、従業員に聞きましょう。

おさらいです。

  • 従業員の案内はよく聞くこと
  • 列で案内していない場合は空いている展示から見るべし
  • 並んでいる展示物は少し時間をおいてから行くべし

とにかく一番は従業員の案内を聞いておくことです。

ここで、従業員だから知っている豆知識その2

トイレは会場に入る前に行っておくべし

会場内のトイレの数が限られていたり、場所が遠かったりします。とくに混雑時は女子トイレが非常に混みあいます。できるだけ会場に入る前に済ましておきましょう。

会場内に入ってから行きたくなってしまった場合は、従業員に聞いたほうが早いです。博物館や美術館は動物園や水族館などの施設と違って、注意事項が多く展示ごとに違います。

必ず注意事項を確認してから、鑑賞しましょう。とくに飲食は禁止されています。それは展示物を守るためです。

写真撮影も展示事に可能な場合と禁止の場合があります。来場される前に、前もってHPで確認するのがいいでしょう。

入場割引券の情報が載っていたりします。せっかく行くんですから快適に鑑賞したくないですか?

また、デートとしてきたのに、なんだか混んでて微妙だったなんて彼女に思われないように、スムーズに誘導してくれる彼氏になりませんか。これは、博物館や美術館に限らず、様々な場面においても同じだと思います。

どのような施設においても、だいたい混みあう時間帯は11時と14時です。そして、どの施設においても案内をしている従業員はいます。その人たちの案内をちゃんと聞きましょう。

お客さんが損をする案内はしていません。むしろ聞いて損はない案内をしています。そして、自分で勝手に判断せず、従業員に聞きましょう。

その場所によってできること、できないことが違います。自己判断で行ってしまうのは危険ですので、やめましょう。

最後に、従業員だから知っている豆知識その3

展示の内容をメモしようと思っていたけど、ノートもペンも忘れてしまった。ということありませんか?そういう時どうしてますか?諦めていませんか?

多くの美術館や博物館では、紙やえんぴつは貸し出し用ですが用意しています。忘れてしまった場合や必要になった時は、従業員に聞いてみましょう。

また、会場する前に待ち合わせ場所を決めておくことをおすすめします。必ずしも、入ってきた場所の近くが出口とは限りません。

携帯電話の通話を禁止している場所もあります。これで、少しでも快適に鑑賞できるのではないでしょうか。

知っていると知っていないではだいぶ違うと思います。さあ、明日美術館、博物館に出かけよう!