星占いと四柱推命の研究をした独自の占いをする方にみてもらいました。

星占いと四柱推命の研究をした独自の占いをする方にみてもらいました。

私には、4つ年下の弟がいたのですが、20年前に自死して突然亡くなってしまいました。そのあと半年後に、今度は父が入院して1週間も経たないうちに亡くなりました。翌年、私は結婚して次の年には長男を出産したのですが、夫の私への暴力と、長男への児童虐待がひどいので、別居し、調停をして、それでも離婚できなかったので裁判までして離婚しました。長男の親権と養育権は、私のもとにあります。結婚して孫が産まれたので母が喜んでくれていたのですが、今度は母が10年前に4000千万円の借金を遺したまま、自死してしまいました。私は、自分1人ではどうしようもできなかったので、離婚の時にお世話になった弁護士さんにまたお世話になり、相続放棄などの手続きをしました。

そんな私を見かねて、従姉妹が「あまりにもいろんな不幸が続き過ぎてるから、一度みてもらった方がいい」と言って、紹介された占い師さんのところに行くことになりました。その占い師さんは、女性で、神戸市と芦屋市の2箇所に事務所を構えて、予約がいつもいっぱいだという方でしたが、値段は割と安くて2時間で5000円でした。部屋はバラの模様のカーテンやクッションが置いてあり、ランプやテーブルもアンティークなものが置いてありました。どんな占いなんだろうと思っていたら、「星占いと四柱推命を独自で研究し、そしてその占い師さんの直感による占い」というものでした。

部屋に着いて、椅子に座るように言われ、まず私と息子の生年月日を言うように、と言われました。しばらくは、いろいろな数字や図形を描いて、何も言わない時間が過ぎました。2時間と聞いていたので、なんだか勿体無い時間のように感じるくらいに、長い時間、待たされました。すると、突然、口を開いたかと思うと「息子さんの肩に、弟さんが乗っていますね」と言われました。なんでも、弟が、自分のしてきたことを多くの人に認めてもらいたくて、息子の肩に乗り、その時期を待っている、と言われました。

私は半信半疑でしたが、その占い師さんの迫力に圧倒されてしまい「はい、」と返事をすることしかできませんでした。それくらいに、神がかった感じがして、何かが憑依したような話し方をするのです。「だから、毎晩、息子さんが寝たら肩を撫でて弟さんに、もういいよ、あなたのいるところじゃないよ、と言ってあげてください」と言われました。その時、その占い師さんは目にいっぱい涙を溜めて話していたので、ちょっと驚いてしまいました。そのあとは、その占い師さんの迫力で圧倒されっぱなしでした。

「あなたの芽が出るのは何年、けれどその時息子さんの芽はまだ土の下だから、慌ててはいけません。次の年に、息子さんの芽が出るから、それを信じて、待つのです。待つと、きっと素晴らしい芽が出るので、今度はあなたが上手にその芽を育てないといけません。やがて、息子さんの芽は大輪の花が咲くので、それまでの辛抱です!」と、大声で、身振り手振りがものすごくて、私は呆気にとられてしまいました。

「メモ、取らなくていい?もう一回言うけれど、あなたの芽が出る年は何年、けれど息子さんの芽が出るのは、その後!だから!」と、最後には叫んで話していました。星占いと四柱推命の関係がどんなものなのかは、私にはわかりませんが、その占い師さんによると、生まれた時に「特別な星」と呼ばれる星がどこにあるかによって、人生の波が変わるそうです。私の波は、弟と父が亡くなった時、その「特別な星」が見えていない状態で、下降しきっていたらしいのです。

最後まで半信半疑でしたが、従姉妹が「ちょっとでも良いことが聞けるなら」と言ってお金まで出してもらっていたので、少し我慢をして聞いていました。時間が経つにつれ、だんだんと身振りが大きくなり、本当に何かが取り憑いたかのような話し方で、その姿を見ていると、少しづつ「ちょっとだけ信じてみてもいいかなぁ」と思えるから不思議です。

少し疲れたのか、途中でローズティーを出してくれました。それを2人で飲みながら、私に「悲しかったことが多かったのねぇ」と、しみじみ言われ、私が少し話すと涙を流して聞いてくれました。「これがおばさんで、こんな話し方をされたら、きっと信じてしまって、それに自分の話しをしたら泣いて聞いてくれたら、さぞ常連さんになってしまうんだろうなぁ」と思うほど、もうその占い師さんのペースにはまってしまいそうでした。最後の方には、作り話では?と思うような、息子の話しをされて、どんどん芝居がかった話し方になり、話しの内容が頭に入らないほどでした。

私が七赤金星のさそり座、息子が九紫火星のしし座、というのは、私も知っていましたが、「こんなに組み合わせのいい親子はいません!」と言われた時は「本当かなぁ?」と思いました。けれど、「この息子さんをうまく育てて、個性を引き出してあげられるのは、七赤金星のお母さんだけなんですよ!これは、きっと、弟さんとお父さんの力で、命を授けてもらったんです! 時間があるなら、今日これからでもお墓まいりに行きなさい!」と、命令口調で言われました。

この時にも「こんなお話しを聞くことができて、私も幸せです! こうして今日、あなたと巡り合うのも、「特別な星」が真上にあるからです!」と言って、泣いていました。そうこうしている間に、あっという間の2時間が経ち、帰ることになりました。お金を支払う時は「本当にいただいてもいいの?」と言われたのですが、ちゃんと支払い、「また来て、いろんなお話しを聞かせてね。それが私の修行にもなるのですから!」と言っていました。

息子の芽がいつ出たのか、全くわかりませんが、一生懸命に「悪いことばかり起こるわけではない」と話してくれていたので、貴重な経験をしたと思うことにしました。占い師になるには、女優のような素質が必要なのかな、と思いながら帰りました。