高級ブランド店員のプロが選ぶ、困る客ベスト3〜「クリーニングできますか?血が着いちゃったんで」と言ってきたヤクザ

高級ブランド店員のプロが選ぶ、困る客ベスト3〜「クリーニングできますか?血が着いちゃったんで」と言ってきたヤクザ

誰でも一度は「持ちたい!」と憧れるラグジュアリーブランドの世界。持ちたいと思って買った人もいれば、「いずれは……」と憧れ続けている人もいると思います。私は、世界でもトップクラスのラグジュアリーブランドで3年間働いていました。グ○チやル○ビ○ンに類するどこか、とだけ申し上げます。

そもそもラグジュアリーブランドではどういった接客をしているのか?とか、どういったお客さんが来るのか?といったことは、調べてみたところでなかなかわかりませんよね。実際に働いてみると、本当にいろんなお客さんがいてびっくりしました。

今回はそんな中でも、最も「困った!」「嫌い!」なお客さんのタイプベスト3を発表します!

【困ったお客さんベスト3】

「嫌な客」っていうのは割と大体同じような言動をとって同じようなことを要求してくるのです。これからご紹介するのは、そんな「困った客タイプ」の人たちです。

第3位 携帯番号を聞いてきたり、名刺を渡してきたりする客

これは別にラグジュアリーブランドではなくても多いのだと思いますが、こちらはいくら感じがいいとしてもあくまでも接客のために話をしているのに、なんだか勘違いして仲良くして来ようとするお客さんです。

接客というのは、基本的にお客さんといかに仲良くできるかっていうのが重要な点なので、私も全力でお客さんのテリトリーにうまく入ろうと苦心します。

例えばお客さんが持っているオシャレなアイテムに気が付いて褒めたり、いろんな手を使って仲良くしようとするわけです。で、たまになんですけど、そんな私の接客を本気に捉えて、どうも仲良くして来ようとする方がいらっしゃました。

携帯の番号を聞いて来たり、名刺を渡して会いに来るように言われたこともありました。私としては、接客のために親しくしようとしただけなので、これは結構困りましたね。多分、純粋な方なんだろうなあ……とは思うんですけど。

結局携帯番号を聞かれたときには、「いや、私携帯持ってませんよ~」とか言い訳したんですけど、後から考えて現代においてはあまりにも苦しい言い訳だったな……と思いました。まあ、別にいいのかもしれませんけどね。

人生相談されたこともあって、受験に失敗した息子の愚痴とか、キャバ嬢になった娘の愚痴とか、思いを寄せる女性へのアプローチ方法などいろいろと聞かれることも多々。

親の愚痴系だと、やさしく聞いていると大体が泣き始めるのでほんと困りますね。そういったことはラグジュアリー関係なくどんな接客業でも多くあることです。

第2位 「クリーニングできますか?血が着いちゃったんで」と言ってきたヤクザ

どんなラグジュアリーブランドでも多いのかどうかは全然分かりませんが、「ヤクザな客」というか、まあ、「ヤクザ」は結構メンドクサイ人種だったりもします。

もちろん、「俺はヤクザです」なんていう風に名乗ってくるヤクザはいないのですけど、まあ大体わかりますね。「100万円くらい入るサイフないの?」とか言われたりすれば、ああそういう方なのかなあと。

しかし誤解のないように言うならば、別にヤクザさんが全員悪いわけではありません。ヤクザさんでも別に普通の人だっているし、そもそも普通の人に見えるヤクザの場合は私たちのヤクザだと思って接客してません。

しかし、たまに「明らかに厄介なヤクザだ」と思う方もいて、そもそも異常なほどに態度がデカイなどは非常に、なんというか疲れますよね。

お金を持っている方が多いので、結構はぶりがいいのはいいんですけど、中には大きな声で話していたり、ほかのお客さんに迷惑になるような立ち振る舞いをする方もいるし、結構無理難題を投げかけて来たりする人もいます。

そもそも結構高圧的な態度で店員に接してくることも多いのもこっちとしてはやりづらいです。それから、別の意味で怖い客というのもいました。

若いヤクザっぽい方が、そのブランドの靴を持ってたんですね。それでその靴を私に差し出して、「クリーニングできますか?血が着いちゃったんで」というのです。

靴をよく見ると、ぜんたいにベッタリと血のりが!さすがに血の気が引きました。ブランドでは靴のクリーニングは承ってなかったので、速やかにおかえり願いました。鼻血ではなさそうでしたね。まあでもそういった方々は割と接しやすい人も多くいらっしゃることは付け加えておきます。

第1位 「自分は接客されているアピール」をするために話を引き延ばして滞在時間を長くしようとする男性客

私が個人的に最も不愉快な客は、「見栄っ張りな客」です。たまにいるんですよ。「このブランドで商品を見ている、接客をされている俺ってかっこいい」っていうタイプのお客様が。今私は「俺」って言いましたが、もうそういう方は多くが男性です。なぜか。

彼女と一緒に来店して、「いつも接客を受け慣れている俺」っていうアピールを彼女にしていたり、男性一人できて「自分はこのブランドでよく買い物をする」っていうアピールを、なぜか店員に対してして来たり。

女性同士でも、やっぱりそうやって「自分はこのブランドで買い物ができる」って感じを出して来たりすることもあります。でも男性が割と多いかな。

それから高校生。数人の男子高生が入店することがありますが、彼らは「俺らは高校生だけどこんなところで買い物できる」といったアピールをしてきて、しかも必ず、自分の持っているそのブランドのサイフなどを持っているというアピールをしてきます。(必ず男子です。女子が入店する場合もたまにありますが、そこそこちゃんと選びに来ている感じがします)

多分、親にでもねだって買ってもらったのでしょう。その財布を見せびらかしながら店内を回ってそのまま帰ってゆきます。いったい何がしたいのか。

「見栄っ張り客」全員の特徴としては、店員から見たら絶対に買わないことも、ただの見栄のためだけに来ていることも一目瞭然。

「ひやかし」とは言いますが、買うつもりがなくていろいろ見ていって帰ってしまうという事よりももっと嫌なのが、「自分は接客されているアピール」をするために話を引き延ばして滞在時間を長くしようとすることです。

以上、「ラグジュアリーブランドで困る客ベスト3」を発表しました!皆さんはこんな感じのお客様にならないように気を付けましょうね(笑)

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